【新刊紹介】

究極のホリスティック医学

究極のホリスティック医学
降矢英成（著）／幻冬舎（2023年）900円＋税

現代医学の発展による恩恵は計り知れないが、同時に治療困難な疾患も多く存在する。例えば、うつや自律神経失調症はその代表的な例ではないだろうか。
こうした現代医学が苦手とする疾患や症状に対し、自らの自然治癒力を高め、根治を目指すのが「ホリスティック医学」である。
著者は心療内科医として、ホリスティック医学のアプローチを用いて多くの患者を治療してきた。その臨床経験と幅広い知識を基に、本書では宗教と医学が融合したチベット医学、心理療法のサイコシンセシス、宗教を超えたダンマセラピーなどを中心に紹介している。
本書は、現代医学の限界に悩む人々や医師、治療者にとって新たな可能性を探る手助けとなるだろう。

目次
第1章　現代医学には弱点がある
第2章    Body（体）だけでなく、Mind（心）、Spirit（魂）も診ることが真の治療
第3章  「究極のホリスティック医学」を構成する3要素―その①　宗教と医学を統合した「チベット医学」
第4章  「究極のホリスティック医学」を構成する3要素―その②　エネルギーの解放を目的とする心理療法
第5章  「究極のホリスティック医学」を構成する3要素―その③　宗教の枠を超えた根治療法「ダンマセラピー」
第6章　Body（体）、Mind（心）、Spirit（魂）人間を包括的に診るホリスティック医学が医療現場に革命をもたらす