社会医学研究会

AI社会が到来しようとしています。それに合わせて「新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させよう」という「超人間主義」ともいわれる「トランスヒューマニズム」という思想が出てきています。
今回は、AI社会、トランスヒューマニズムの功罪についてを取り上げ、社会医学の視点からじっくりと追究していきたいと思います。

■「テック・ストレスから身を守る」
【講師】ナチュラル心療内科院長　竹林直紀（zoom登壇）
本来、自然環境の中での生存戦略として機能してきた遺伝子レベルでの危機管理システムは、人工的な生活環境下においては「進化の罠」となり、健康を危機的状態に陥れるようになった。その背景と対策について述べてみたい。

■「科学と霊性の両面から考えるトランスヒューマニズム」
【講師】生命システム研究所主宰　根本泰行
トランスヒューマニズムは、人間を物質世界の存在として捉えています。しかしながら演者は、人間の意識の本体は高次元の世界に存在していると考えています。この人間観の違いがもたらす功罪について、議論したいと思います。

■ダイアローグ
竹林直紀　×　根本泰行
お二人のお話しを踏まえて、さらにダイアローグでホリスティックにこの問題を検討していきます。

※参加方法は、＜来場受講＞＜zoom受講＞＜録画受講＞のいずれかを選択してください。