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エネルギー医学フォーラム'23「静寂と真空を巡って」(7/16-17)

日本ホリスティック医学協会・エネルギー医学研究会の企画による今年の「エネルギー医学フォーラム」は、「静寂」と「真空」についてをじっくりと追究したいと思います。
特別講演、ダイアローグを組み合わせた大変貴重な内容となっておりますので、ぜひご参加下さい!

Day1 7/16(日) 13:30~17:15

「静寂」と「空」

今、「静寂」の重要性が見直されています。「静寂」とは何なのでしょうか、それは単に静かで何も得られるものはないのでしょうか?
「静寂」と「空」を追究してこられた禅の曹洞宗僧侶の藤田一照氏の静寂を巡る見解を通して深めていきたいと思います。

13:30~15:0 〈静寂〉と〈空〉~暗在系への視線~

〈静寂〉は単に音がないことではなく、〈空〉は単なる虚無ではない。音と無音、あるいは有と無という相対的二元性の地平そのものを超えた場を指す仮の符牒に過ぎない。それは、音と無音、あるいは有と無を包摂し生成する無形の働きそれ自体である。
だから、概念的、表象的把握の対象にはなり得ない。それを禅では「不可得」と言う。
そのような超越的次元への視線がホリスティック医学とどう切り結ぶのかを考えてみたい。

講師:藤田  一照
曹洞宗の僧侶、国際布教使。翻訳家。元曹洞宗国際センター2代所長。2005年日本に帰国、神奈川県葉山に拠点を移す。『現代坐禅講義 只管打坐への道』佼成出版社/角川ソフィア文庫、『禅 心を休ませる練習』大和書房など著書、翻訳書多数。

16:1017:15  ダイアローグ

【指定発言1】
小笠原 和葉(ボディワーカー、ホリスティックボディワーク研究会)
「静寂」と聴いて思い浮かぶことが2 つあります。
ひとつは、子供の頃初めて大口径の望遠鏡で漆黒の闇に浮かぶ土星の姿を見た時。もう一つは日々ボディーワークの臨床で触れている、クライアントの生命活動の中にある「静寂」です。その2 つの静寂に感じる、”なにか共通するもの”について考えたいと思います。

【指定発言2】
久保 隆司(神道学博士、日本ソマティック心理学協会会長会)
神道の観点から、「鎮魂」と「虚空」に注目する。
「鎮魂」は、心や精神を落ち着かせ、内なる自己とつながり、さらに神々との感応に不可欠な行法である。一方、「虚空」は、万物の相互的つながりの空間的概念とも言われる。
これらの理解と体験を通して、人々は自分自身と自然とのつながりを深め、世界との調和を味わう。

Day2 7/17(祝)13:15~16:45

「意識」と「ゼロ・ポイント・フィールド」

「真空」とは何もない空間なのでしょうか? 「真空」は「エネルギーの海」ともいわれます。「真空」を追究してきた科学の領域では、「宇宙」、「意識」、そして、「ゼロ・ポイント・フィールド」などのさまざまな本質的な視点、見解が出てきています。

講演① 真空にある情報とゼロ・ポイント・フィールドの考察 

寺岡  里紗(エネルギー医学インスティチュートIEMJ代表)
物体の基礎にある「真空」は、実際は空ではなく、熱放射があることが明らかになった。そして真空をフィールドと呼ぶならそこには「情報」が保存されており、創造性と意識の現実化に密接に関わっていると言われている。
共時性や量子もつれ、集合意識などの現象がどのようにゼロ・ポイント・フィールドと関わっているのかについて考察する。

講演② ゼロ・ポイント・フィールドと「個」の意識 

寺岡  丈織(NES Health Japan代表)
「0」あるいは「空」として存在する「ゼロ・ポイント・フィールド」の特性と、私たち「個」の意識がどういうふうに関係し、また相互作用しているのか、ということにフォーカスして考えてみたいと思います。

講演③(根本的)『宇宙の創造原理』と田坂広志氏の「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」  

根本 泰行(生命システム研究所代表、理学博士)
宇宙最大の枠組みについての「試論」を「0. 宇宙究極の謎」「1. 一者性」「2. 多者性」「3. 自由意志」「4. 再融合」という5 つの『宇宙の創造原理』にまとめました。これら諸原理と田坂広志氏が著書『死は存在しない』において提示している「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」を比較した結果について報告します。

講演④ ラージャ・ヨーガで語られる瞑想の深化とその成果  

神尾 学(エソテリックサイエンススクール主宰)
『ヨーガ・スートラ』4-1 には「高位と低位のシッディ(サイキック能力)は、転生、薬物、力の言葉、強烈な欲求、瞑想によって得られる」とあり、そのうちの瞑想を極めるプロセスとその結果現れる超常現象に関しては第3 章に詳細が、そして第4 章の最後には人間を超越して究極の「静止点」に至る様子が語られています。

 

全体進行 :降矢 英成(赤坂溜池クリニック院長、日本ホリスティック医学協会常任理事)

受講形態:「会場受講」・「zoom 受講」・「録画受講」からお選び下さい。


チラシ表裏PDF

協力:日本アントロポゾフィー医学のための医師会、日本ソマティック心理学協会、NPO法人サイモントン療法協会、日本トランスパーソナル学会、NPO法人日本ヒーリングタッチ協会、演者の団体の会員

日時

2023年07月16日(日)
13:30~17:15

2023年07月17日(月)
13:15~16:45

会場

ワイム貸会議室 お茶の水 roomD

東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル4F
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 2番出口 徒歩3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 B1番出口 徒歩4分

エクセルシオールカフェがあるビル(お茶の水ユニオンビル)が「ワイム貸会議室お茶の水」です(ビルの円柱と歩道の赤い消火栓に看板があります)。入口は手前の路地を入り、奥右手に見える三角屋根のところです。エレベーターで4 階までおいでください。

参加費

①会員:2日間(両日): 4,500円
②一般:2日間(両日): 6,500円
③会員:16日(日): 2,500円
④一般:16日(日): 3,500円
⑤会員:17日(祝): 2,500円
⑥一般:17日(祝): 3,500円

申込先

mail: ho-kanto@tg.rim.or.jp
FAX: 03-5572-8219

申込締切 2023年7月7日

申込方法:

必要事項をお書き添えの上、メールまたはFAXでお申し込みください。

1 希望の参加枠を①~⑥より
2 氏名、住所、電話番号、e-mail
3 所属(会員(団体名) or 一般参加)
4 受講形態:「来場受講」「zoom 受講」「録画受講」からお選びください。

申し込み受理のお知らせ到着後、1週間以内に参加費を振込みまたはペイパルでお支払い下さい。

【PayPal(ペイパル)でのお支払い方法】
下記のリンクから、PayPalアカウントにログインし、金額欄「¥0 」に、参加費を入力してお支払いください。 
<支払い受取り用リンク> 
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ご入金後、受付完了となります。お振込み後の参加費はご返却できませんので代理受講でご対応をお願いいたします。

<連絡先>
当日のみ携帯:080-5484-8008

振込先:

三菱UFJ銀行
西新宿支店
(普通) 0057567
特定非営利活動法人日本ホリスティック医学協会

主催

NPO法人 日本ホリスティック医学協会   関東フォーラム委員会