コラム記事・研究会レポート

ホリスティック医学シンポジウム2025 終了

2025/07/01
シンポジウム

2025年6月29日、ホリスティック医学シンポジウム2025 東京フェス「医食農源~これからのライフスタイル」が開催されました。
今年はカフェスタイルの会場で、全国から120名ものご参加がありました(他、後日アーカイブ受講100名)。
当日は1階と2階で同時進行のプログラムが行なわれ、会場は終始活気に包まれました。
1階メイン会場では、桐村里紗医師、佐伯康人さんによる講演、そして全国のリトリート施設代表として、小川美農里さん、坂東諭さん、船戸崇史医師、細羽雅之さん、西谷雅史医師の5名によるトークセッションが行われました。

冒頭、桐村里紗医師は、社会構造そのものが病を生んでいると指摘。人と地球の健康を一体で捉える「プラネタリーヘルス」の概念に基づき、鳥取県江府町での「農食歯医連携」や循環型社会の実践を紹介しました。自然との一体感を高めることが、人と地球が共に繁栄する「新しい資本主義」の基盤になることを説明されました。

続くトークセッションでは、全国のリトリート施設代表5名が登壇され、現代社会の「自然欠乏」に対し、土に触れ、本来の治癒力を取り戻す「本質的なリトリート」の重要性が語られました。
がん治療、限界集落の再生、自然栽培による食料自給など、多角的な実践報告を通じて、リトリートが現代の諸課題を解決する拠点となる可能性が示されました。

最後に登壇した佐伯康人さんは、障がい者福祉と農業を繋ぐ「農福連携」の歩みを発表。自然栽培を通じた人々の劇的な変化を共有し、「自然体で生きること」の大切さを訴えました。

会場ではセラピー体験や様々なゲストによるトークセッション、さらにオーガニックランチの提供もあり、皆さま会場を自由に移動し、楽しまれていたようです。
1階テラスで行われた鈴木一正さん(通称:Seedおじさん)による種取実習のワークショップも大好評で、心地よい場を作り出していました。

このシンポジウムを皮切りに、今後は山本竜隆実行委員長を中心に、全国の施設をつなぐ「リトリートアライアンス」の構築が進められる予定です。


シンポジウムの様子(写真アルバム)
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ご参加いただいた皆様に、心より感謝いたします。
ありがとうございました。