終了いたしました。 2007年11月10日(土)、11日(日)
太古の昔から、いかなる文化においても医療はホリスティックでした。
しかし、近年、科学の名のもとに人を細分化し探求していく中で、人を生み育てた地球環境や人を人として成立たせている社会、いくら細分化しても見ることのできない心・精神・魂など多くの重要なものが忘れ去られていきました。
現代において、医学の科学的進歩にもかかわらず人は癒えることを知りません。それは、病が人を蝕んでいるのではなく、人が、生命がそして、社会や地球が病んでいるからです。
本来の地球環境、そして、健全な社会なくしては人は健康ではいられません。
病だけを見るのではなく、人、社会、そして、地球環境をも見つめそれらとのつながりを改善することが、生命を癒します。
今年、設立20周年を迎えたNPO法人日本ホリスティック医学協会はまるごとの生命を育むために
食、農、環境、教育分野との失われたつながりを手繰り寄せ新たなるネットワークの創造へと歩みだします。 * * *
2007年11月10日(於:星稜会館)、11日(於:よみうりホール)の2日間で行われた20周年記念シンポジウムでは
ホリスティックな方向を目指している各種団体が「つながり」をテーマに集結し、「医療」「教育・心理・スピリチュアリティ」「食・農・環境」の各分野において、熱いパネルディスカッションが行われました。
講 演
●記念講演 「つながりの医療の創造」 帯津良一 (協会会長、帯津三敬病院名誉院長)
●特別講演 「地球学~新たな智の体系」 松井孝典 (東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
●基調講演 「これからの統合医療像」 仁田新一 (東北大学教授)
ホリスティック ネットワーク 「パネルディスカッション」 出演団体
川嶋 朗 (JACT認定医) 福岡博史 (JACT歯科部会)
JACTとは日本代替・相補・伝統医療連合会議の略です。相補・代替医療はCAMともいい、鍼、マッサージ、カイロプラクティック、ハーブ、アロマテラピー、音楽療法と広いものです。最近は、近代西洋医学とCAMとを統合して、全人的に患者中心の医療を行う統合医療が、医療の大きな流れとなっています。
上野圭一 (CAMUNet副代表)
1997年に開催した「第1回国際代替医療シンポジウム」実行委員会を母体に1999年に設立、「市民(医療消費者)の立場から、安全で適切な補完代替医療を利用できる環境づくり」を理念に、ネットワークづくり、情報交換・発信などを行っています。
林 真一郎 (日本メディカルハーブ協会副理事長)
ストレス社会、高齢化社会を背景とした心身症や、生活習慣病の増加に対応し、メディカルハーブの安全性、有用性を健康の維持、増進、福祉など、人々の生活の場での普及啓発活動を行っていくために、臨床、研究、教育が一体となった活動を行っております。
上原 巌 (森林療法研究会)
本研究会は、2002(平成14)年4月に発足した市民研究会です。
森林環境を利用しながら、心身の健康増進をはかる森林療法に関する研究、実践、および広く市民、専門家に普及啓蒙を行うことを目的としています。
吉田敦彦 (日本ホリスティック教育協会代表)
1997年に発足した教育NGOかつ学術研究団体。よりホリスティックな教育・文化を創造していくために、広く実践者と研究者の連携を図り、その成果をホリスティック教育ライブラリーというシリーズ本(7巻)や研究紀要(10号)等で社会に発信しています。http://www.holistic-edu.org/
鈴木俊輔 (サトルエネルギー学会事務局長)
Subtle Energyとは、ほのかな、かすかなエネルギーの意味。「波動」、「気」、「癒しのエネルギー」とかは目に見えない世界ですが、これらをエネルギー場と捉えております。当学会は「見えない意識と見える物質をつなぐ」ことを目的とした様々な活動を通じ、意識啓蒙と同時に社会に貢献している非営利団体です。
諸富祥彦 (日本トランスパーソナル学会会長)
日本トランスパーソナル学会では、「トランスパーソナル」という考えに関心を抱く人々が集い、研究活動や情報の交換、一般社会への普及活動などを行っています。また、当学会は、一般の方々が自由に参加し、意見交換できる場作りをめざしています。
石川眞樹夫 (日本アントロポゾフィー医学のための医師会世話人)
ルドルフシュタイナーらによって創始されたアントロポゾフィー医学は自然科学的な医学に加えて、シュタイナーの霊学に基づいた知識を診断・治療に生かそうとするものです。この医学の日本での実践を目指し共に学ぶことを目的として活動しています。
安珠 (アロマセラピスト・パーマカルチャー塾塾生)
自然と共生する持続可能な生活と社会づくりを目指すパーマカルチャーを日本の風土や文化と重ね合わせて発展させることで、より豊かで、希望ある未来づくりを行うことを目標に活動しています。1996年に設立後、建物や農場のモデルづくりやパーマカルチャーを学ぶ塾やセミナーの開催を行っています。
吉田比登志 (神稲いのちのフロンティア代表)
「神稲いのちのフロンティア」は、日々の暮らしを通じて一年間、野生の身体の回復、基礎技術の修得、連続講座を柱に実施する“農に根ざした生活実践学校”です。今年度から「自由のフロンティアから、いのちのフロンティア」と題して連続講座を開催します。
飯田みゆき (薬剤師・森林インストラクター)
(旧)日本アロマテラピー協会を母体として、2005年4月に設立された環境省所管の社団法人。従来からのアロマテラピーの普及啓発活動に加え、自然との共生を大切にしながら、自然の香りある心豊かで心地良い環境づくりを推進する活動に取り組んでいます。
生活習慣病は、偏食や運動不足、それにストレスや過労が重なることが原因です。治癒力を高め、健康を回復するには、食事・運動・休養を総合的且積極的に育む必要があります。穂高養生園は、北アルプス山麓、安曇野にあり、天然温泉を備え、ヨガや散歩、玄米菜食、針灸やアロママッサージなどのプログラムを提供しています。
安藤康弘 (日本野鳥の会会員室長代理・メディアグループチーフ)
日本野鳥の会は、自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら自然保護を進めている民間団体です。全国約5万人の会員の方が、自然を楽しみつつ自然を守る活動を支えています。創設/1934年。会長/柳生 博


