おもな代替療法/解説
|
●代替療法●
参考資料 「ホリスティック医療のすすめ」 岸原千雅子著/日本実業出版社 |
|
伝統医学 |
|
| 伝統医学は世界で5000以上あるといわれているが、ここではおもにインド医学と中国医学を紹介する。 | |
| 【インド医学】
●アーユルヴェーダ ●ヨーガ |
|
| 【中国医学】
●漢 方 ●鍼 灸 ●気 功 |
|
|
食事療法・自然療法 |
|
|
●食事療法 食事によって治癒力を高める方法の総称。特定の食事法のほか、生体へのダメージを減らし、修復する食事(農薬や添加物などの科学物質を避けるなど)をする、ショウガやニンニクなど薬効のある食べ物をとる、などが基本となる |
|
|
●マクロビオテック 中国の陰陽思想をもとに桜沢如一が開発した、独自の哲学に基づく食事・生活法。無農薬の穀物、土地でとれる旬の野菜、海草、伝統製法の味噌、醤油、自然塩などを食べることで、自然のリズムに調和した健康な身体をつくる。「玄米菜食法」として知られる。 |
|
|
●ゲルソン療法 マックス・ゲルソン医学博士が1930年代に開発した食事療法。当初は結核治療に用いられたが、現在はがんの退縮・再発予防に用いられる。大量の生野菜・果物ジュース、脂肪・動物性たんぱく質抜きの食事、およびコーヒー浣腸やひまし油浣腸などが特徴。 |
|
|
●健康食品・サプリメント 「健康補助食品」「栄養補助食品」「機能性食品」などと呼ばれ、ビタミ ン・ミネラルをはじめ多くの種類がある。不足する栄養成分の補助のた めに用いられてきたが、積極的に病気の予防や治療手段として用いら れたこともある。 |
|
|
●絶食療法 専門家の指導のもとに食事を断つことで、疲労状態にある胃腸や肝臓、 すい臓などに、完全な安静と休養を与え、本来の自然治癒力・生命力 を呼び起こす療法。 |
|
|
●自然療法(ナチュロパシー) ドイツの医師S・ハーネマンが開発した療法で、同種療法とも訳す。病気 の症状と似た症状を引き起こす物質をごく微量投与して、治療するのが 特徴。医薬品と違って温和な療法で、ヨーロッパで広く用いられている。 |
|
|
●養生法 食事や運動、リラクセーション、自然環境の中での生活を重視し、温泉や 鍼灸・指圧などの自然で伝統的な療法を生かして、自然治癒力を高める 方法。 |
|
|
●ハーブ医学 中国の漢方薬同様、西洋で伝統的に使用されてきた薬草医学の体系。 ティー、チンキ剤、サプリメント、軟膏などの形で用いられ、アロマテラピー も広義のハーブ医学に含まれる。 |
|
|
●アロマテラピー 植物の芳香揮発成分、「精油(エッセンシャルオイル)」を用いる療法。 精油の持つ殺菌消毒作用、免疫賦活作用など体への働き、抗うつ作用、 鎮静作用など心への働きを、香りの吸入・マッサージによる皮膚呼吸な ど複数の経絡で取り入れ、利用する。 |
|
|
●バッチフラワーレメディー 英国のバッチ博士が発見した38種類の花のエッセンス(レメディー)を使 う療法。エネルギー療法の1つで、花のエネルギーをうつし取った水を希 釈して飲むことで、感情の深いレベル(エネルギーレベル)に働きかけ、バランスを取り戻す。 |
|
|
痛みやストレスを癒すボディワーク |
|
| ●アレクサンダー・テクニーク オーストラリアのF・M・アレクサンダーが、自ら原因不明の不調を改善した体験をもとに、開発したボディワーク。 しみついた体のクセに気づき、「からだの使い方」を調整することで、心身のバランスを取り戻す。 |
|
| ●オステオパシー アメリカのA・T・スティル博士によって考案された手技療法の1つ。 筋骨格系のバランスを正し、脳脊髄液の循環を回復させることで、治癒力や免疫力を高め、健康に導くことをめざす。 |
|
| ●カイロプラクティック カナダ出身のD・D・パーマが創始した手技療法。脊椎のゆがみを矯正することで、神経系の働きを正常な状態に戻し、本来の自然治癒力を発揮させる。アメリカでは正式な資格を持つ者のみが施術できる。 |
|
| ●クラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)
アメリカのオステオパシー医W・G・サザーランドが開発した療法。 頭蓋骨と仙骨にソフトタッチで働きかけ、脳脊髄液の流れのバランスを回復し、治癒力を活性化させる。 |
|
| ●指 圧 おもに鍼灸のツボに対し、手指を用いて圧を加え、気(生命エネルギー)の流れをよくし、病気の予防・治療に役立てる方法。マッサージを加えることもある。 |
|
| ●整 体 一般的なマニュピュレーションをはじめ野口晴哉が開発した「野口整体」、中国気功に基づいた気のバランスを整える「気功整体」、西洋の「カイロプラクティック」などが含まれる。 |
|
| ●操 体 医師橋本敬三が組み立てた健康法。人間にとって自然な身体の動きと、不自然な動きによって起きる身体の歪みをみきわめ、具体的な身体の動かし方によって歪みのない身体を保つ方法。 |
|
| ●太極拳 中国武術の1つ。陰陽変化の理に則ったもので、ゆるやかに円を描く動作が主。陳式・楊式などの大きく5つの流派がある。体内のバランスを取り戻して健康維持、病気治療に役立てる。 |
|
| ●フェルデンクライス フランスの物理学者M・フェルデンクライスが開発したボディワーク・メソッド。体の動きを通して自然な自分を発見し、人間のあらゆる能力や機能を高める。 |
|
| ●ヘラ・ワーク 元NASAの技術者J・ヘラーが提唱したボディーワーク。心身の両面から、体の構造的な歪みがどこからくるのかを探検し、自己発見をめざす心身統合的な方法。 |
|
| ●リフレクソロジー 東西を問わず古来より用いられた健康法。足裏、手のひら、耳などにある全身の「反射ポイント」(ツボ)を刺激し、健康増進や治療に役立てる方法。 日本では「足裏マッサージ」として流布している。 |
|
| ●ロルフィング アメリカの生科学者アイダ・P・ロルフが開発した手技療法。深く働きかけるマッサージによって、骨や内臓、筋肉などを包む筋膜に働きかけ、硬直をゆるめることで、心身のバランスを回復させる。 |
|
|
心理療法・心身相関的アプローチ |
|
|
●心理療法
心の悩みや問題の解決に用いられるほか、心と体のつながりに注目して、 症状の改善や病気予防にも利用される。 |
|
|
●演劇療法 心理療法、芸術療法の1つ。場やメンバーのつながりの力に支えられて自 己を表出することで、気づきや治癒力の発露を期待する。心理劇(サイコド ラマ)など種々の技法がある。 |
|
|
●イメージ療法 心と体の相関関係を利用し、イメージによって苦痛を軽減したり、治癒力を高 める療法。代表的ながんのイメージ療法として「サイモントン療法」がある。 |
|
|
●リラクセーション 体と心の緊張をときほぐし、症状を和らげたり治癒力を回復させる。リラックス をうながすために、イメージ療法、呼吸法、自立訓練法など多くの方法が利用 される。 |
|
|
●バイオフィードバック療法 血圧や脳波など自分では調節できない生理状態を電気信号に変換。フィード バックをコンピュータ画面上などで本人が確認できるようにし、意識的にそれら をコントロールすることで、自律神経系の症状改善に役立てる療法。 |
|
|
●音楽療法 音楽を聴く、歌う、演奏することで健康の回復をはかり、創造的に生きる喜びを 分かち合うもので、病院における集団療法などでも用いられる。音そのものの もつ波動エネルギー的な働きを利用する「音療法」もある。 |
|
|
●絵画療法 テーマをもとに、あるいは自由に絵を描き、自分自身を表現する心理療法の手 法の1つ。気分を開放しリラックスをもたらすだけでなく、自らの病気や人生につ いて気づきがもたらされる効用もある。 |
|
|
●催眠療法 心理療法の1つ。セラピストの誘導によって深い意識状態におもむくことで、気づ きを得たり、生理状態に変化をもたらす。 |
|
|
●ダンス療法 自由な動きや特定のダンスをすることで、自己を表出する療法。心理療法、芸術 療法の1つで、体の動きがもたらすバランスの回復、自分自身への気づきなど複 合的な作用が期待される。 |
|
|
●生きがい療法 医師伊丹仁朗氏(岡山・すばるクリニック院長)が、日本独自の心理療法である森 田療法の見地を生かして、ガン患者の再発防止や長期生存のために開発した療 法。生きがいや笑いなどによる免疫能のアップを重視する。 |
|
|
●笑い療法 米ジャーナリストのN・カズンズが、膠原病の治療に成功した体験をもとに考案した 方法。免疫力が高まるなど、笑うことによる効果を利用する。 |
|
|
エネルギー(気)療法 |
|
| ●エネルギー療法 人間の五感で通常感じられない生命エネルギー(気など)を、病気の治癒や改善に役立てる療法の総称。気功や鍼灸、ホメオパシー、セラピューティック・タッチなど多くの療法が含まれる。 |
|
| ●色彩療法 色彩のもつ波長によって、人間の微細なエネルギーレベルに働きかけ、心身のバランスを回復させる療法。色彩光線をあてる方法、マッサージと組み合わせる方法などがある。 |
|
| ●スピリチュアル・ヒーリング イギリスで公認されている手かざし療法。病院やクリニックでも補助的に利用されている。 |
|
| ●セラピューティック・タッチ ニューヨーク大学看護学者のD・クリーガーが開発した療法。離れた場所から体に手をかざすことで、生命のエネルギーを調整し、症状の緩和に役立てる。 |
|
| ●波動療法 波動共鳴器を使って、人体のエネルギー状態を読み取ることで、診断・治療に役立てる。必要なエネルギーをうつし取った水を飲用するほか、適切なホ メオパシーなどの薬の選択にも利用される。 |
|
|
その他 |
|
| ●がんの代替療法 ビワの葉温灸、酵素療法、酸素療法、代謝療法など多数。 (詳細は「ガンを治す大事典−治療法のすべてがわかる本」帯津良一著・二見書房 を参照。) |
Copyright(c) NPO法人日本ホリスティック医学協会/ 掲載されている情報、画像等の無断複写、転載を禁じます。